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2011年12月19日
夜、脚がむずむずと不快で眠れない、じっと座っているときや横になっているときに、脚(時には腕も)に不快感が起こって「脚を動かしたい」という強い欲求が現れるものを「むずむず脚症候群」といいます。
この不快感は「むずむずする」「虫が這っている」「ピクピクるす」「ほてる」「痛い」「かゆい」など、さまざまな言葉で表現されるようです。40歳以上の中高年に多く、女性の割合が多い現状です。不眠症患者の10人に1人の割合でむずむず脚症候群の患者がいるともいわれています。
原因は不明です。有力な説として、脳内の神経伝達物質の1つである“ドーパミン”の機能低下や、鉄欠乏や関与しているといわれています。ドーパミンはさまざまな運動機能を潤滑にする働きをします。また、鉄はドーパミンを作る過程で欠かすことができない物質です。その鉄の不足によりドーパミンがうまく働かないことで症状を引き起こすのではないかと考えられています。
症状は夕方から夜間にかけて現れやすいことから、入眠障害、中途覚醒、熟眠障害などの睡眠障害の原因となり、日中仕事や家事に集中できないなど日常生活に大きな障害をきたすことになります。また、脚を動かすことで不快な症状は一時的に楽になるといわれていますが、会議中や乗り物の中などでは自由に動かすことができず大きな苦痛を感じたり、頻繁に症状が起きることで気分が滅入ってしまうなど、QOL(生活の質)が著しく低下してしまいます。さらに、この病気が一般的ではないため、周囲の人に理解されがたく、そのため正しい診断や治療が進まないなどのストレスもQOL(生活の質)低下の原因の一つとなっています。
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