ながさわ鍼灸治療院

“のぼせ”には明確な定義はないが、頭に血が昇った感じ、顔がほてって熱感がある、頭がボーっとするなどの自覚症状を指します。原因のはっきりしないのぼせや冷えは婦人に多くみられ、更年期障害を伴う自律神経や内分泌の機能失調も原因の一つと考えられます。

 

＜原因＞

・     急性ののぼせ・・・発熱、日射病、薬剤による作用（血管拡張剤など）、精神的・心理的要因、暖房が強すぎるなど

・     慢性・反復性ののぼせ・・・甲状腺機能亢進症、自律神経失調による血管運動障害、更年期障害、多血症（ヘモグロビンが増加する疾患）など

 

＜鍼灸治療が適応となるもの＞

更年期障害には鍼灸治療が適応。軽症のレイノー病やバージャー病の適応とされている。

 

 

＊＊＊　ツボの救急箱より　＊＊＊

応急処置として、簡単にわかるツボをいくつか紹介しております。

 

☆　のぼせ

▲湧泉＜ユウセン＞（→足の指を曲げると足の裏側にできるくぼみ）をすりこぎ棒などで、強めに、痛みを感じない程度に１分押し続けてください。

▲百会＜ヒャクエ＞（→両耳の上を結んだ線の真ん中）を親指で少し強めに、痛みを感じない程度に押し続けます。

 

 

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