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2011年12月2日
貧血とは、赤血球中の血色素であるヘモグロビンの濃度が低下した状態をいいます。ヘモグロビンは体中に酸素を運搬する働きをするため、貧血になると全身へ十分に酸素がいきわたらなくなります。ヘモグロビンのおよその基準値は、男性:13~17g/dL女性:11~15g/dLといわれていますが、貧血は赤血球数、ヘマトクリット値などと合わせて総合的に診断されるようです。
① 鉄欠乏性貧血→貧血といえばほとんどがこれに当てはまる。鉄の不足により、ヘモグロビンの産生が低下して起こる。
② 再生不良性貧血→骨髓の造血幹細胞機能不全により血液が産生できなくなって起こる貧血。
③ 巨赤芽球性貧血→ビタミンB12または葉酸不足により、赤血球が形成される前段階の赤芽球に異常をきたして起こる貧血。
④ 溶血性貧血→赤血球の破壊によって起こる貧血。
* 立ち続けていて気分が悪くなり、すーっと血の気が引いたり目の前が暗くなる貧血は、俗に脳貧血ともいわれるもので、ここでいう貧血とは異なります。
原因?
・偏食やダイエットなどによる鉄の摂取不足
・成長や妊娠・授乳などによる鉄の必要量の増加
・胃切除や、胃酸分泌低下などによる鉄の吸収低下
・月経過多、潰瘍、痔など失血による鉄の排泄増加
などといわれていますが、からだのどこかで異常が起きているために貧血になっている場合もあります。貧血がみつかったら、原因を明らかにすることが大切です。
*** 生命力を強化する経絡治療を受けましょう ***
経絡治療(ケイラクチリョウ)は生命力を強化して体質改善をします。体質が改善されますと、太りすぎは痩せ、痩せすぎは太る、高血圧は下がり低血圧は上がる、という全身的な総合治療です。したがって、すべての生活上の障害は自然に取り除かれるのであります。
*** 治療を受けながら、日々の生活で自分で出来ることは何でしょう ***
ポイント①
鉄をとりましょう。
食品に含まれる鉄は、ヘム鉄と非へム鉄に分かれます。ヘム鉄は溶けやすく吸収に適した形ですが、非へム鉄は消化吸収が難しい形なので、ヘム鉄をとるほうが効率的です。
ヘム鉄:肉類、内臓およびレバー製品、魚類(血合い部分は特に)
非ヘム鉄:卵類、貝類、豆類、緑黄色野菜、海藻類
ポイント②
たんぱく質も十分にとりましょう
たんぱく質は、赤血球やヘモグロビンの材料となる栄養素ですので、鉄と同様に大切です。色々な種類を取り混ぜて食べるようにしましょう。
ポイント③
ビタミンCは吸収のみかた。
ビタミンCは非ヘム鉄を吸収しやすい形に変える助けをします。この作用は、果物や梅干などにふくまれるクエン酸やお酢などにもあります。
ポイント④
食事の仕上げは、ほうじ茶や麦茶などで。
お茶に含まれる苦味成分タンニンは、鉄の吸収を少し阻害するようです。食中や食後すぐにはほうじ茶や麦茶など、タンニンを含まないお茶を。
二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
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