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2011年10月14日
☆ 知っていると面白い東洋医学ポケット知識 ☆
あん摩、指圧、マッサージ・・・違いはなに?
まずは「鍼灸」と「あん摩」の違いですが、
「鍼灸」が刺激信号を与えて調子を整える療法だとすれば、「あん摩」は押して(按)撫でて(摩)調子を整える療法といえます。身体の中心から抹消に向かって筋肉の硬結を取り除き、筋組織の循環を回復させて、疾病を回復に導かせるのが目的です。
「指圧」はあん摩の按技法(押圧法)が日本で独自に発展した療法で、神経や筋の機能を調節するのが目的です。
「マッサージ」は西洋近代医学の領域です。
弾力に乏しく循環力の弱い構造をもつ静脈やリンパ管を刺激して、動脈によって身体の末端まで行きわたった血液やリンパ液を末端から心臓に戻すことを促す療法です。直接、皮膚に求心的に施術することにより循環の改善を促します。フランスで生まれた手技療法を指しますが、同様の効果を得られるものとしてタイ式や韓国式もマッサージと呼ばれます。
街では様々な名前のマッサージ看板を見ます。何を得意としているかというと、
クイックマッサージ→短時間が売り物。
スポーツマッサージ→スポーツ選手に対するマッサージ。独自のマッサージ方法はない。
エステマッサージ→エステティックに伴うマッサージ。あん摩マッサージ指圧師が施術。
フェイスマッサージ→エステティックにて行われる。
アロママッサージ→アロマセラピーを併用したマッサージ。
乳房マッサージ→医師または助産師が妊婦または褥婦(ジョクフ)に対して行うもの。
足ツボマッサージ(リフレクソロジー)→足裏反射療法。足裏のツボに刺激を与える方法。
いろいろなマッサージがあります。この他に法制上、問題が提起されているものもあるようです。
二子玉川の鍼灸院 / ながさわ鍼灸治療院<自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック>
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