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2011年10月26日
ビワの葉療法の歴史は古く、その歴史をさかのぼれば、釈尊の時代に起源をもつとされています。まさに、三千年の歴史をもつ、民間療法のなかでは、もっとも古いものの一つに挙げられるのです。
釈尊は仏典のなかで、“大薬王薬”としてビワの効能を“あらゆる病気を治す力がある”と説いています。ビワの葉療法には、ビワの葉のエキスを直接患部に塗る方法とビワの葉エキスを使って湿布する方法とがあります。
☆ ながさわ鍼灸治療院では、症状に応じて治療に「ビワの葉温灸」を取り入れております ☆
ご自身でビワの葉エキスを作り、湿布を試みたい方向けに、作り方と湿布の方法です。
*** ビワの葉エキスの作り方 ***
<用意するもの>
・ビワの葉120グラム
・保存容器
・ホワイトリカー1.8リットル
① ビワの葉をタワシで両面をよく洗って水気が切れるまで乾かした後、2~3センチ幅に切ります。
② 梅酒などに使う広口ビンを用意し、ホワイトリカーにビワ葉を漬け込み、密閉して冷暗所におきます。
③ 3~4週間したら葉の上下を入れ替えます。入れ替え作業は2~3回行いますが、なるべく葉と葉の間の空気を抜き、葉が浮いてこないよう押さえつけて下さい。
④ あとは冬場で4ヶ月、夏場で3ヶ月ほど置けば出来上がりです。
⑤ 成分が安定し、葉の色がすっかり茶色になったら葉を取り出します。濁りが気になるようでしたら、コーヒー用の紙フィルターで濾すときれいになります。
*** ビワの葉湿布方法 ***
<用意するもの>
・ビワの葉エキス
・タオル
・湯(約60度)
・脱脂綿
・洗面器
① 洗面器にお風呂より少し熱めのお湯(約60度)を用意する。
② 脱脂綿にビワの葉エキスをしみ込ませ湿布する患部に塗る。
③ お湯の中にタオルをつけて絞り患部にあてて蒸す。(お湯の中にビワの葉エキスを大さじ1~2杯いれておく)
④ 冷えたら次のタオルと取り替えて約20分1日2回朝と晩に行う。
ビワの葉にこのような効果があるのは、ビワの葉の成分にはアミグダリンが含まれており、これが熱によって分解して、微量のガスが発生し、それが皮膚に浸透して強力な殺菌作用をあらわし、同時に血液をアルカローシスにして自然治癒力を高めるからであるとされている。
二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
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