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2018年9月14日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
近頃は「不妊症」という言葉を使わず
「未妊」とする方が良いのではないか、など
デリケートな問題ですし、心の在り方も非常にかかわってきます。
しかし、デリケートな問題であり、心の在り方もかかわるのならば
尚更のこと鍼灸治療、経絡治療が大いにお役に立てるのではないかと思います。
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不妊症の原因として、
男性では、健康な人で1回の射精量約1ml~5ml、平均で3mlとされている。
1ml中に含まれる精子の数は6千万~1億2千万で
そのうち80%以上の精子が運動をしていると言われている。
この条件に満たないものとして
精子無力症、無精子症、精子減少症、睾丸炎、底流睾丸、
肝機能障害、極端な高熱や全身疲労やストレスが原因の場合もある。
女性では、卵管の閉塞症による卵管の通過障害や排卵障害、
子宮内の着床障害、子宮頸管粘液の異常など
が病名の付く原因としてあげられる。
原因不明とされるケースも多く多くの方の心を苦しめます。
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今回は東洋医学的にはりきゅう経絡治療について
今まで勉強してきたことを記載してみようと思います。
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不妊として、腎・肝の陰の気が停滞していて
その動きが鈍いうえに冷えが蔓延して不妊の原因になると考えられ
経絡的鍼灸治療では腎・肝が主な証となる。
妊娠すると右寸口の脈に伸びが出てくると言われている。
本治法は無論のこと大切であるが
それに加えてムノ部の臍の下の関元・気海・曲骨・中極
鼠径靱帯の下方から鍼先を上方に向けると
子宮や骨盤内に影響して子宮や膣に温かみを送ることが出来る。
臍の左斜め下方の抵抗や圧痛、硬結が触れた場合に
瘀血症として刺絡をして血を動かす場合もある。
臍の下4寸の中極の外3寸で奇穴の子宮穴も極めて重要。
臍下3寸関元の両側2寸の穴で左側が包門穴・右側が子扉穴に施灸をする。
腰仙部の命門穴(副腎ホルモンの調整、滋養強壮に効果がある)、
腰陽関穴、腎兪穴、第四腰椎棘突起外方3寸5分の腰眼穴、
八髎穴の脊際の筋状のキョロを処理する。
つづく
世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)・ビワの葉温灸&ビワの葉エキス温灸>
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