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2011年10月22日
東洋医学の根本には、人間は自然の一部であるという考え方があります。
ですから、身体は自然の法則から外れたときに不調とり、もとの状態にもどせば回復すると考えられています。東洋医学の根本は、自然治癒力にあるのです。正確にいえば、人間が自然治癒力を発揮するのを手助けする治療といえます。たとえば、身体のどこかに不調があれば、そこに手がいき、撫でたりさすったりします。治療のことを「手当て」ともいいますが、そういう「手当て」を繰り返していくうちに、効果的な「手当て」の箇所が「ツボ」として体系化され、鍼灸治療が発展してきたのです。
では、もう少し詳しく・・東洋医学は、人体を「五臓六腑」という臓腑体系でみます。
五臓六腑の働きが正常であれば健康、不調なら病気の状態であると診ます。そして、五臓六腑の働きに深く関わってくるのが経絡なのです。経絡は「気」(生命のエネルギー)の通り道で、身体全体を網羅しています。その経絡が五臓六腑それぞれに対応しています。経穴(ツボのこと)は、経絡上に点在していて、気の流れが滞ると色々な反応が現れるところです。鍼灸は、経穴(ツボ)に刺激信号を与えて、経絡自体が持っている自然治癒力を高める治療なのです。
「病気を診る」西洋医学と「ひとを診る」東洋医学。西洋医学では、身体の悪い部分を探し出して病名を決定し、その病気にたいして投薬や手術などの治療をします。東洋医学は、経穴(ツボ)に刺激信号を与えることで人間が本来持っている自然治癒力に働きかけ、身体全体のバランスを調整しながら体質を改善する手法ととります。
病の状況や時期によって西洋医学が必要であったり、東洋医学が力を発揮したりするのではないでしょうか。
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