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2011年10月10日
☆ 知っていると面白い東洋医学ポケット知識 ☆
鍼灸はいつ頃から始まったのでしょうか?
東洋の伝統医学には、
① アーユル・ヴェーダ医学(インド医学)
② ユナニ医学(イスラム医学)
③ 中国医学
といった3つの流れがあります。
鍼灸は中国医学に属します。中国医学は、鍼灸、湯液(漢方薬のこと)、養生(気功など)といった3つの医療分野を生み出し発展させてきました。
鍼灸についていえば、鍼の最古の情報は甲骨文字に発見されました。中国の歴史は、夏→殷→周→春秋戦国→泰→漢→三国時代→晋→十六国→南北朝時代→隋→唐→五代十国時代→床→遼→夏→金→元→明→後金→清→中華人民→中華人民共和国 です。
その中の殷(商とも呼ぶ)の時代は紀元前11世紀ごろ滅びたといわれておりますが、青銅器鋳造技術に優れ、また漢字の元になった甲骨文字が使われていました。この時代の甲骨文字に鍼の情報があったのです。
お灸は「荘子」に始めて登場します。そして、お灸に使う艾(モグサ)については「孟子」に記されていますから、灸療法の起源は2500年ほど前までさかのぼるということです。また、日本へ鍼灸医学が伝来したのは、飛鳥時代の仏教公伝の頃とのことです。その後、遣隋使などによって多くの医学書が輸入されて、奈良時代には鍼博士の職制が定められました。この頃から日本の医療は鍼灸と湯液(漢方薬のこと)が主流となっていくのです。遠い昔から受け継がれてきている療法なのです。
二子玉川の鍼灸院 / ながさわ鍼灸治療院<自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック>
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