ご予約
はこちら

03-6805-6828

お知らせ|News

治療費|Therapy cost

経絡鍼灸 大人
6,600円
経絡鍼灸 子供
(15歳以下)
3,300円
経絡鍼灸 親子
8,800円
美容鍼
6,600円
経絡鍼灸+美容鍼
8,800円

ながさわ鍼灸日記

2011年10月8日

鍼灸とは?


☆ 知っていると面白い東洋医学ポケット知識 ☆

 

鍼灸(シンキュウ)とは、ハリと灸(キュウ)をあわせたものです。鍼灸師といえども資格としては「はり師」と「きゅう師」で別々のものです。「ツボ」とはよく聞く言葉ですが、ハリもお灸もその「ツボ」を使用する医療法という意味で、ハリとお灸はセットで扱われてきたのだと思います。

 

中国を中心に東アジア各地で行われてきた医療の主流は「生薬」と「鍼灸」です。鍼灸は東アジアにおける医療技法の片翼であり生薬の対置するものです。

日本においては、東アジア各国で地域に対応しながら発展する中、江戸期に目覚しい発展を独自にされたようです。生薬は「漢方」として日本独自のものとして発展し、ストロー上の外筒で中に鍼をいれる鍼灸は鍼管(シンカン)の発明が成し遂げられました。日本産の「漢方」と日本産の鍼管を用いた鍼灸を併せたものが「東洋医学」と呼ばれ、中国で成立した「中医学」とは区別された経緯があります。

 

当時の日本では、漢方を用いる医師と鍼灸を用いる鍼灸医は分業化しており、それが決定的になったのは江戸時代の盲人政策によります。幕府が政策として「あん摩」を盲人の専業として規定したところから、手技が連続する鍼灸も盲人の職業になったのです。これにより、一般的な漢方と用いる医師を「漢方医」、盲人による鍼を用いる医師を「鍼灸医」とが医療の担い手となったのです。

 

幕末から明治にかけての西欧医学が導入されました。その際に、漢方医はスムーズに西欧医に移行したのですが、鍼灸医は当時の西欧医学には対応する技法もなかったので医療職から除外されました。しかし、実際には、明治天皇はじめ鍼灸に信頼を寄せる人々も多く鍼灸は現実には戦前まで国民医療の一端を担ってきたのが実情なのです。

 

現在では3年以上養成機関で学び、「はり師」と「きゅう師」の国家試験に合格するとハリとお灸を施す資格がもらえ、「鍼灸師」として世に羽ばたけるのです。

 

 

 

二子玉川の鍼灸院 / ながさわ鍼灸治療院<自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGETOP

CopyRight© 2020 nagasawa Acupuncture &
moxibustion clinic All rights reserved.