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2011年9月27日
おばあちゃんの知恵袋の本には面白いことがたくさんあり、家庭にある食べ物を利用して誰にでも簡単に出来るもので、しかも効果があるものが記載されています。
今回は、「ダイコン湯」です。
大根は万能選手です。大根おろしはてんぷら、いわし、さんまなど油っこいものに添えると、多くの酵素の影響で消化しやすくなります。またメチルメルカプタンという物質が含まれており臭みを消す作用があります。大根は消化を助けて、胃の蠕動を抑制しないのです。また、多量の酵素以外にビタミンC、Dなどの栄養素を含んでいます。
正食手当て法においては、解熱発汗、利尿作用として使用されております。解熱発汗として「第一ダイコン湯」を使用して、利尿には「第二ダイコン湯」を使用します。
利尿作用により「むくみ」対策にもなります。
<第一ダイコン湯> (解熱発汗に)
用意するもの
大根おろし さかずきに3杯
熱い番茶 2~3合(400cc)
純正醤油 さかずきに1.5~2杯
生姜 大根の1割
① さかずき3杯の大根おろしに、生姜おろしをその1割加える。
② それに純正醤油を、さかずき1.5~2杯加える。
③ 熱い番茶を400cc(2合)そそぐ。
④ これを熱いうちに飲用する
熱のある風邪に有効で、飲用した後に厚い布団を頭までかぶって40分、布団蒸しにすると、全身から猛烈に発汗し、熱が下がる。しばらくしてまた熱が上がるようならば再び繰り返す。ただし、第一ダイコン湯は、虚弱な人、心臓病、結核性の病人には使用しない。
強壮な人でも3回以上の連用は避けること。
<第二ダイコン湯> (利尿に)
用意るすもの
大根おろし さかずき1杯
自然塩 2%
湯 さかずき2杯
① 大根おろしのおろし汁を、さかずき1杯つくりそれにお湯をさかずき2杯混ぜる。
② それを一度さっと煮立てて、それに塩2%を加える。
③ 熱いうちに服用する。
第二ダイコン湯は、尿が濃くて出が悪いときに利尿作用としてよい。絶対に生のままで飲用せず必ず煮立てること。同時に3回以上の連用もしないこと。
二子玉川の鍼灸院 / ながさわ鍼灸治療院<自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック>
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