ながさわ鍼灸治療院

こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。

東洋医学・はり灸経絡治療では

治療方針の決定をするにあたって

さまざまな情報を得ようとします。

その中に「舌」を診ることがあります。

「舌」は漢方でもよく診ます。

もともと「東洋医学」とは、

「漢方・鍼灸・導引」この3つで東洋医学です。

導引とは気功のことです。

日本では法律により

漢方は、薬剤師の免許が必要ですので

薬剤師で漢方の勉強を別個にして漢方を処方しているはずです。

はり灸は、「鍼師」「灸師」と2つの国家資格です。

鍼師と灸師の国家免許があれば鍼灸師、というわけです。

話を「舌」に戻します。

舌の先端を舌先部、舌の中央を舌中部、

舌の奥を舌根部、左右の縁を舌縁部、

としてその各部が五臓を配別します。

・舌先部は「心と肺」（心は形や色、肺は知覚の変化）。

・舌中部は「脾」。

・舌根部は「腎」。

・舌縁部は「肝」。

とされています。

舌がボテッっとしているか、

細くなっているか、

赤いのか青みがかっているのか、

舌のコケも診ます。

また、舌の縁に歯根が付いている場合もあり

それを治療方針を決定する際のヒントとするのです。

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