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2014年1月16日
今日は「飛蚊症<ヒブンショウ>」についてです。
「飛蚊症」をご存知の方もいるかと思いますが、
「飛蚊症」とは、目の前に蚊(か)が飛んでいるように見える症状をいいます。
明るい所や白い壁を見たときに目の前に虫や糸くずなどの“浮遊物”が飛んでいるように
みえることがあります。視線を動かしてもなお一緒に移動してくるように感じ、
まばたきをしても目をこすっても消えませんが、
暗い所では比較的気にならなくなります。
このような症状を医学的に「飛蚊症」と呼ばれています。
その正体ですが、眼球の中の大部分は硝子体と呼ばれる
ゼリー状の透明な物質がつまっています。
角膜(目を構成する層状の組織で最も外界に近い部分に位置するもの)と
水晶体(カメラでいう凸レンズの役割)を通して外から入ってきた光は
この硝子体を通過して網膜(カメラでいうフィルム)まで達します。
ところが、硝子体に何らかの原因で“濁り”が生じると明るい所をみたときに
その“濁り”の影が網膜に映り、眼球の動きとともに揺れ動き、
あたかも虫や糸くずなどの“浮遊物”が飛んでいるように見え、
飛蚊症として自覚されます。
この濁りには、生理的な原因によるものと病的な原因によるものがあるます。
時として網膜剥離(もうまくはくり)や眼底出血の初期症状を示す病的な場合があります。
特に網膜剥離は早期に治療が必要であり、発見が遅れれば失明する危険もあります。
網膜剥離や眼底出血の様な目の中の異常を発見するには、散瞳による精密な眼底検査を
受ける必要があります。医師による検査はお受けください。
飛蚊症の症状が出ていても眼科で異常がないと言われた方、
または原因不明の方は鍼灸治療が有効です。
また、眼精疲労や目の使いすぎなどの原因で起きた飛蚊症も鍼灸治療が適しています。
鍼灸で症状を改善したり、進行を遅らせることが可能です。
世田谷区・二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
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