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ながさわ鍼灸日記

2012年10月31日

「逆子(骨盤位)」について


妊婦さんにおいて代表的にお困りになることは、つわり(妊娠悪阻)、むくみ、腰痛、坐骨神経痛、逆子、予定日超過などです。そして、そのどれもが鍼灸適応です。

 

先日、29週の時点で逆子(骨盤位)。2回目の逆子矯正で回転したと思われますが、妊娠30週時では健診は2週に1回ですので、その翌週31週の健診で逆子矯正が成功していたことがわかりました。今回は「逆子について」を医道の日本の記事を元に記載いたします。

 

 

<胎児・胎動について>

 

・2ヶ月の終わり頃

この頃から胎児は動いていますが、動きはまだ少なく小さいので感じることはできません。4ヶ月過ぎ(17週)の終わり胎児の手足もしっかりして子宮壁に届きます。ほとんどのお母さんはこの時期に胎児の動きを感じ始めます。月を追うことに胎動は頻繁になり、7ヶ月目にピークを迎えます。個人差はありますが、24時間に約200回キックをするといわれています。また、胎児は夜型で、夜8時から朝8時までによく動き、昼間は母胎の動きに揺られて寝ていることが多いともいわれています。

 

・5~6ヶ月

おなかのあらゆるところで胎動を感じます。動く余裕が十分にあるためで、胎児が成長するに従って位置が固定され、胎動を感じる場所が決まってきます。胎児は頭を下にしているので、肋骨あたりに胎動を感じることが多くなります。

 

・7ヶ月の終わり頃

胎児の体重は約900~1100gくらいになり、体調は約35cmほどに成長します。この時期はどんどん成長して、脂肪がつき、皮膚はなめらかな感じになり、手足は伸び、さらに力強く肋骨を蹴るようになります。

 

・8ヶ月後期

胎動の数は減ってきます。多くのお母さんは8ヶ月目で感じる胎動は7ヶ月目の約半数との研究結果もあります。しかし、胎動の強さはさらに強くなります。この時期、お母さんは胎児が急に大きくなったような感じがして、胸を圧迫するような大きさを感じます。

 

・9ヶ月

胎児の位置がどんどんと下がりまじめ、胸を圧迫するような感じは軽減されてきます。

 

・臨月

さらに胎児は下がり、最後の数週間には、お母さんは胎児の位置が下がったことに気が付きます。2度目以降のお産の場合は、あまり下がらない人もいます。経産婦の骨盤がすでに緩んでいるためといわれています。

 

 

<逆子について>

一般的には28週以降の骨盤位である場合に逆子であると問題視されるようです。ですが、産婦人科医からは「いずれ自然に回ります」という説明が多いようです。32週前後の健診でもまだ逆子が続いている状況になって、妊婦さんは真剣に問題視し始めます。はやい段階でちりょうすればするほど戻りやすいです。

 

週数が経つほど逆子になる要因が複雑に絡み合った身体の状況になります。また、胎児が成長して大きくなるにつれて子宮は相対的に胎児にとって狭くなってくるので、回転するスペースが小さくなってしまいます。

 

さらに、羊水の量も関係します。羊水の量は妊娠8週頃より増してきて、33週頃には最大量となります。その後はほぼ一定量をたもちつつ緩やかに減少し始めます。胎児がまだ小さいとき、羊水が十分にあるとき、退治にとって子宮が柔らかくゆとりある状況であればあるほど回転しやすいのです。

 

比較的早い妊娠週数から治療に取り組んだにもかかわらず、逆子が戻らない要因として、物理的な要因がかかわっていることがあります。臍帯(へその緒)が関連するケースが多く、臍帯巻絡や臍帯短絡などはよくある要因です。

 

 

***

快適な妊婦生活や産後の子育てにつながるように、妊婦さんとそのお腹の子のサポートに関わる一員として少しでもお役に立てるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

 

 

二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>

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