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2012年1月12日
皮膚の痒みを感じる皮膚病には、種々の皮膚炎、じんましん、湿疹、白癬、乾癬、魚鱗癬、ダニ、シラミ、蚊などの虫刺されでも痒みを訴えます。中でも、湿疹、皮膚炎、白癬などは痒み感が強いです。
<じんましんについて>
真皮上層に漿液が貯蔵して、境界が明らかな膨隆で反復、多発するものをいいます。じんましんの単一の原因によって発症する皮膚疾患はなく、発生機序や原因は多岐にわたります。じんましんは一般的に、痒みとともに限局性の赤みを伴う膨疹として現れ、数時間後には消える一過性、表在性、限局性浮腫のことです。多くはヒスタミンが血管に作用して抗原抗体反応によって浮腫が生じるものと考えられています。
じんましんは、急性じんましんと慢性じんましんに分かれまれます。
原因としては、食べ物、食品添加物などの食事性、室内のホコリ、ダニなどの環境因子、温熱、寒冷、日光照射によるもの、機械などの物理的刺激によるものがあります。
<皮膚炎について>
外界からの刺激と、生体側の反応の相互作用によって表皮を中心として起きる炎症性の変化です。急性期と慢性期に分けられます。皮膚疾患の中で最も多いといわれています。
<鍼灸治療が適応となるもの>
ケース①
・ 身体のあちこちが赤く腫れ上がり広がる
・ 発疹ができると非常に強い痒みがある
・ 発疹の消失とともに痒みも改善される
→ アレルギー性じんましんの可能性
ケース②
・ ベルトなどの接触刺激がある部分に痒みがでる
・ 刺激部分のみが痒い
→ 人工じんましんの可能性
<じんましんの分類>
① 寒冷じんましん:冷たい風や冷水など、寒冷にさらされた皮膚が再び温まると、その部に 紅斑と膨疹が出現するもの。
② 日光じんましん:日光にあたった部位にじんましんが発疹するもの。
③ コリン性じんましん:運動、入浴、精神的ストレスなどによって生じる汗が発汗刺激となってじんましんが生じる。アセチルコリンの遊離がじんましんの発現に関与するといわれている。
④ 接触性じんましん:何らかの物質に接触した部位にじんましんが生じる。ナイロン製品や金属、漆、化粧品などに反応する。
⑤ 機械性じんましん:人工じんましんという。擦過や圧迫部位に出現しやすい。
⑥ 血管性じんましん:じんましんは一般的に真皮上層部の毛細血管透過性亢進によって発現するが、それが真皮下層から皮下組織にかけて起こったもの。
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