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2011年11月18日
便秘とは・・・一般的には数日以上排便がなく腹部膨満感や腹痛など、日常生活に支障がある場合をいいます。
便秘のタイプと原因
① 弛緩性便秘・・・脹の周りの筋肉が緩み、脹の動きが弱くなって、便の押し出しが悪くなった状態。
② 痙攣性便秘・・・自律神経の乱れにより、腸管自体の収縮が強くなって便が出にくくなった状態。コロコロとした固い便になります。
* そのほか、便意を我慢することが習慣になって起こる便秘、脹が狭くなって起こる便秘、妊婦や腹部の腫瘍などで脹が圧迫されて起こる便秘があります。
*** 生命力を強化する経絡治療を受けましょう ***
経絡治療(ケイラクチリョウ)は生命力を強化して体質改善をします。体質が改善されますと、太りすぎは痩せ、痩せすぎは太る、高血圧は下がり低血圧は上がる、という全身的な総合治療です。したがって、すべての生活上の障害は自然に取り除かれるのであります。
*** 治療を受けながら、日々の生活で自分で出来ることは何でしょう ***
鍼灸治療を受けていても、やはり気になるのは食事です。どんな食事がよいのでしょうか。
ポイント①
規則正しく食べましょう。朝食はとっていますか?お菓子やちょっとつまむものだけですませたりはせず、3食きちんと食べるようにしてみましょう。
ポイント②
水分をとりましょう。水分をじゅうぶんに取ると便の量が増えて排便がスムーズになることがあります。お茶やお水の他に、食事の中にスープや汁気の多いおかずを組み込んでみましょう。
ポイント③
食物繊維のとり方を工夫してみましょう。食物繊維は水分を吸収して便の量を増し、排便をスムーズにしてくれます。また、水溶性の食物繊維は便をやわらかくして、不溶性の繊維は脹を刺激して排便を促します。そのため、痙攣性の便秘の場合は、不溶性の繊維は刺激になるのでひかえめにするほうが良いようです。
<不溶性繊維>
野菜・穀類・豆類・未熟な果物・ココア・ごぼう・きのこ
<水溶性繊維>
こんにゃく・海藻・根のもの・葉もの・熟した果物・植物の種子
ポイント④
脹を刺激しやすい食品をとりましょう。ただし、弛緩性便秘の方は積極的に、痙攣性便秘の方は控えめにしましょう。
食品から発生したガス、食品に含まれる酸、善玉腸内細菌の産生した有機酸などが、腸管を刺激します。
果物・牛乳・乳製品・芋・豆・酢・梅干など
<Mini知識>
Q しっかり食物繊維をとるためのコツ?
A 食物繊維は1日20~25グラムくらいを目安にとりたいものです。食物繊維の種類は多いのでいろいろな食品からとれると理想的です。不溶性食物繊維を多く含む根菜類(ごぼう・はす・にんじんなど)や芋、豆のおかずを毎日1回、水溶性の食物繊維を多く含む果物や海藻なども1日に1回以上はとれるとよいです。
Q 腸管に刺激を与えるおかずとは?
A 主菜には、こしょう、カレー粉、唐辛子、しょうが、にんにくなどの香辛料を効かせると刺激になります。また、冷たくした野菜や芋のポタージュなども腸管を刺激をするものです。
二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
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