ご予約
はこちら
03-6805-6828
2011年10月21日
私は現在鍼灸師ですが、鍼灸師の資格を取る前の仕事の影響で、興味のあることを連鎖的に学んだ時期があります。一番初めはソムリエでした。学ぶことは楽しいことです。一見関係がないと思われることも見えてきたりすると私は思います。
ソムリエを受けたいと思っている方に、どんな試験なのか、どのように勉強したか、などを書いてみようかと思います。その方にとってヒントやきっかけになれば良いなと思います。
<ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート>
ソムリエ試験は、日本ソムリエ協会が行っています。
職種によって名呼称が変わります。
① ソムリエ:飲食・サービスに5年以上の実務経験(アルバイトは除く)があり、現在も従事している方
② ワインアドバイザー:酒類業界および調理、専門学校の講師として3年以上の経験(アルバイトは除く)があり、現在も従事している方
③ ワインエキスパート:ワインの品質判定に的確なる見識をお持ちの20歳以上の方。性別、職種は問わない。
試験は年に1回、8月の最終週です。
受験は第一次試験と、第一次試験合格者対象の第二次試験に分かれていて、第二次試験が不合格となった場合、翌年に第一次試験が免除になります。
第一次は筆記試験で、第二次は「口頭試問」と「デギュスタシオン」が、ソムリエにのみ「サービス実技」があります。第二次ではデギュスタシオンが重要。
* 口頭試問:質問が口頭で流れるので、それに対して配布されている答案用紙から回答を選択する。
* デギュスタシオン:デカンタージュ(デキャンタに移し変える作業)をします。熟成によって生じた澱を取り除くためやワインの酸化を促して覚醒させる目的があります。
現在は、問題数が100問で、一問1点。合格ラインは70点です。
試験では、質問で出てくるワイン名はすべて原語で書かれています。勉強の段階から原語で勉強しないとせっかく覚えても原語がわからず理解できなかったということになります。
試験は、覚えることがたくさんあります。
なんとかなる、ではなくて、しっかりと覚えなくては合格するのは難しいと思います。書店に試験対策用の本が置いてあります。自分に合いそうなものを探して1冊購入して、まずは、ざっと読んでみると良いでしょう。そのあと、国別に分かれていますので、一つ一つ割り稽古の感覚で進めていきます。一つの国ばかりに偏ってはいけません。しかし、フランスワインの比重は大きいので半分以上はフランスに費やすことになるとおもいます。
関係ないように思われることも覚えなくてはならないのですが、試験というものは所詮そのようなものなのではないでしょうか。とにかく、覚えることがたくさんありますので、ためしに受けてみようでは合格できませんし、受験料24、500円がもったいないです。
8月にある試験に向けて、年が始まる1月にスタートしましょう。年明けとともにスタートするのも身が引き締まって気分が良いです。1冊を国別などに分けて、月ごとに何月にどの国を覚えるかなど配分します。予定を組んで計画表をつくるとよいです。アッいう間に時はたってしまいますので。
興味があったら受けてみてください!中途半端な勉強では到達できませんが、楽しいですよ。
私はブドウのバッチに憧れていました。手にしたときはジワっときます。
二子玉川の鍼灸院 / ながさわ鍼灸治療院<自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック>
CopyRight© 2020 nagasawa Acupuncture &
moxibustion clinic All rights reserved.
ソムリエ への2件のコメント