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2018年10月20日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
今日は「目」について東洋医学的な面から少し
書かせていただきたいと思います。
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目は、五行分類の五根で肝にあたります。
五行の配列としては、瞼は脾・目頭と目尻は心・
白目は肺・黒目は肝・虹彩は腎になります。
瞼が腫れるですとか、重たいなどの症状は、
脾の経絡の変動と取りますが、実と取ることが多いです。
目の成立として、
目は腎が根・肝が幹・心が葉という組み合わせで、
腎は発電所として見る力は腎力によって、
腎力が無くなると暗くなり見えずらくなりますし、
白内障や緑内障などの復調しない目の疾患は
腎機能の低下、と診るのです。
肝は、発電先にあたり、
肝化作用により遠近の調節をおこない、
肝機能低下により明確に見えていたのがぼんやりしてきてしまいます。
心は、電燈に当たり、
心機能が低下すると視力そのものがあっても
明るさに欠けたり、明るさを嫌ったり、
非常に目が疲れるとか見えすぎるために疲れる、
といった症状が出ます。
また、仰視性がなくなりキョロキョロと目を動かさずには
いられなくなりとのこと。
以上のように、目は肝腎・肝・心の協力により成り立っているのです。
目が霞むとか目が疲れるなどは大きくは肝木の変動です。
瞼は脾と胃の司りで浮腫(腫れぼったい、ものもらいなど)は、
脾と胃、または腎の虚と診る。
今の時代は、パソコンに見過ぎによる目の奥が痛いときには
肝木の変動のことが多いのですが、
後頚部から後頭部にかけての強張りに目の奥が痛む時には
腎虚脾実の証を疑うとよく、
胃経の豊隆穴の圧痛をみることが大切と言われている。
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世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)・ビワの葉温灸&ビワの葉エキス温灸>
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