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2018年10月12日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
本日は、「下痢」に関して書かせていただきたいと思います。
古代の医書では
下痢を「痢疾」と「泄瀉」の相称とし
痢疾は腎、泄瀉は脾と診る。
俗にいう
渋り腹(裏急後重)は腎、
つつくだしは脾と診る。
臨床上、生理が始まると
便秘気味だったのが便通が良くなることがあるが
これは脾土の変動である。
また、生理により下痢をした場合
腸の中の熱が外に出てしまい
足腰が冷えるのは肝(肝の陽気不足)が多い。
鶏鳴の下痢は腎と脾。
過敏性腸症候群(IBS)は肺と脾と診る。
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<五説>
・大腸説は冷え込みなどにより大腸に寒邪があるので食後に腸が痛む。
食すれば腸の機能が盛んとなり寒邪と争い腸が痛む。
・胃説は不消化便。
・脾説は腹が張り吐き気がする。
・小腸説は、小腸が痛み大便に膿や血が混じえて下し小便が近い。
・タイカ説は便意を感じながら渋って便が思うように出ない。
世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)>
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