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2011年10月4日
☆ 知っていると楽しいワインポケット知識 ☆
シャンパンのガスはどこからくるの??
まずは、泡のあるワインの説明から。
ブドウから出来ているお酒でシュワシュワと泡があるものがあります。シュワシュワは炭酸ガス=CO2です。スパークリングワインと呼ばれるもので、ガス気圧が3気圧以上のものをいいます。国によって名称が違ったり、ガス圧も変わりますが総称してスパークリングワインと呼びます。フランスのシャンパーニュ地方で造られたもののみを“シャンパン”ということができ、その他はスパークリングワインです。
では、そのシュワシュワはどこからくるのか??
代表的なものは、
① 瓶内二次発酵:スティルワイン(ガス圧1気圧未満)に糖を加えて瓶に詰めて、密閉することによってCO2を瓶の中で造る。イタリアではスプマンテ。スペインではカヴァという。
② シャルマ方式:大きなタンクで2次発酵させてCO2ともども瓶詰めする。イタリアのアスティ。ドイツのゼクトがその方式。
③ 炭酸ガス注入方式:瓶にスティルワイン(ガス圧1気圧未満)をいれてからCO2を注入する
写真は、シャンパーニュのカーブ内を見学したときに撮影したピュピトルという澱下げ台。
瓶内二次発酵法では、発酵させている最中に澱(辞書によると“水底にたまったかす”)がたまります。最終的にはその澱を塩化カルシウム水溶液に瓶口をつけ凍らせて仮栓とともに取り除くのですが、その澱を瓶口に溜めるときにこの台に並べて毎日1/8位ずつ回転させながらボトルを少しずつ縦に向かって立てていきます。写真の台を使用するとなると手作業です。ものすごい工程を経て私たちの前に現れるシャンパーニュなのです。
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