ながさわ鍼灸治療院

 

 

すでに１月も２０日になっており、明日は「大寒」になるのですが、今年の初詣の話を書きます。

２０１３年、今年は初詣は「鍼術の神様」で知られる「江島杉山神社」に参りました。

鍼灸師になってからは、一度は出向きたいと思いつつも年月がたってしまったのですが、

ついに出向くことができました。嬉しいです。

 江島杉山神社は、神奈川県藤沢市にある江ノ島弁財天と、

鍼術の神様と言われている杉山和一総検校がまつられています。

杉山和一とは、鍼の神様でありまして、視覚障害者の先駆者であり、

視覚障害者に鍼・按摩を職業として与えてくれた人です。

三重県津市の出身、江戸時代初期の人で、幼くして失明し、江戸に出て鍼術を学び、

更に江ノ島弁天の岩屋にこもり鍼術の一つである管鍼術を授かりました。

管鍼術とは、鍼治療に際し管の中に鍼を入れるという方法です。

現在、私たち鍼灸師が使用している鍼管は杉山和一あってのものなのです。

私の所属する鍼医学会では毎月、杉山検校に黙とうをしています。

小寒から大寒の時期が一番寒い時期です。先日は東京も大雪が降りましたね。

気候の変化に対応しつつ、健康につつがなく過ごしましょう。

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