ながさわ鍼灸治療院

私は鍼灸師ですので、当たり前ですが毎日鍼を持ち、灸をひねり、難しい鍼灸本を少しずつですが読みます。本当は難しい本はあまり得意ではないのですが・・。十四経発揮の著者滑伯仁は、「書読む人鍼刺さず、鍼刺すひと書読まず」と嘆息したようですが、少々つらくても書物を読み、鍼灸の学も日々高めていきたいと願うのです。

 

明治43年生まれの鍼灸師である福島弘道先生は、「原子エネルギーは二十一世紀における最高の産業課題となり、核時代の到来が告げられている。しかしながら、この漏れ出した放射能による大気の汚染、したがって、その不良環境により受ける病に対し、我々が真髄とする経絡治療は、その経絡という優れた生命統制機構を活用することによって生き抜く力、即ち生命力を強化し、その憎悪する不良環境に、よりよく適合し順応せんとするものである。」と今から初版が25年も前である著書「経絡治療学原論」にて書かれておられます。

経絡治療は、脈を拝見して、しかるべきツボに「はり」と「灸」を施しますから、生命力の強化がその主目的であります。病気の治るのは生命力強化による必然の結果なのです。

 

現時点では我々は不良環境にいるのでしょう。どうにかしようと活動されている方もたくさんおられます。そんな中、私が一番力を発揮できることは、鍼灸師として、経絡治療家として、みなさまのお身体を診させていただき、治療をし、生命力を強化させることだと思います。

大人には大人の鍼灸治療、子供には子供の鍼灸治療でお身体を診させていただいております。

 

 

 

二子玉川の鍼灸院　/ ながさわ鍼灸治療院＜自律神経失調症・うつ病・パニック障害・適応障害・気分障害・不安障害・アスペルガー・チック＞