ご予約
はこちら
03-6805-6828
2012年1月23日
現代医学的には、
外傷は別として、日常的な仕事上のストレスによる局所の疲労や、頚椎の加齢変性によって起こるものが最も多いといわれています。症状は頸、肩、腕に痛み、痺れ、凝り感、だるさなどです。
発熱などの全身症状を伴うものや腫瘍の経験があったり、じっとしていても痛い、夜中痛いなどの症状がある場合は注意を要します。
東洋医学的には、
肩関節痛や頸肩腕痛、上肢痛などの原因には「痺」が関与しているといわれています。
「痺」とは、詰まって通じないという意味です。風痺・寒痺・湿痺に分類され症状もことなります。
① 湿っぽい住居環境、汗をかいた後に風にあたった、水にぬれた後に寒冷刺激を受けたなどで、「痺」が人体に侵入して経絡や関節に阻滞してしまい、気血の流れが滞るタイプ。
② 熱に湿がからんで人体に侵入し、経絡や筋、関節、骨などに影響を及ぼすタイプ。
*** ツボの救急箱より ***
応急処置として、簡単にわかるツボをいくつか紹介しております。
☆ 首筋のこり
▲ 手三里<テサンリ>(→肘を曲げるとできるしわの腕の上側の先端から人差し指に向かって指3本分の所)を親指の腹で強めに5秒押します。その後、▲合谷<ゴウコク>(→手の親指と人差し指の股の間を指で押し上げて行って、骨に当たる手前のくぼみ)を同じように5秒押します。これを5回繰り返しましょう。
☆ 肩こり
▲肩井<ケンセイ>(→首の根元と肩先の真ん中。盛り上がった筋肉のてっぺん)を中指か薬指の腹で、痛みを感じないように弱めに、指先は固定したまま丸い円を描くように20秒押します。その後、蒸したタオルを肩にかぶせるように置いて肩の運動をします。
=肩の運動=
① 腕を身体にぴったりとつけて、そのまま肩を真上に持ち上げ、ストンと落とす。これを10回繰り返す。
② 肩を後ろから前に5回、前から後ろに5回廻す。
二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
CopyRight© 2020 nagasawa Acupuncture &
moxibustion clinic All rights reserved.