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2013年4月3日
貝原益軒の「養生訓」という本があります。
貝原益軒は江戸初期から中期に活躍した医学者、儒学者です。
「養生訓」の中に「食養生」が書かれています。
・ 腹八分。
・ 脾胃(胃腸)が弱くなるので肉を多く食うべからず。
・ 食事は楽しく食べて、ゆっくり噛むこと。
・ 味噌、性和(やわらか)にして胃腸を補う。
このようなことが書いてあるのです。
先日、醤油の工場見学に行ってきました☆
醤油の主な原料は、「大豆」「小麦」「食塩(水)」です。
これだけ。
今から350年ほど前、江戸幕府が成立してまもなく醤油づくりが本格的に始まったとのことです。
「養生訓」の話に戻りますが、「食養生」の中の味噌の箇所に醤油についても出ています。
「味噌は性 (成分) がやわらかで脾胃の働きを補うものである。
たまり (味噌の上に溜った液で醤油の一種) や醤油は味噌より性が強い、
嘔吐や下痢をする人にはよくない。
酢は多く摂ってはいけない、脾胃によくないから、
然し積聚 (胃痙攣) のある人は少しなら摂ってもよい」
一度にたくさん食べてはならない食物、加減してたべなくてはなならない食物のなかに
醤油もはいっていましたが、
「豆腐、コンニャク、山芋、れんこんを醤油で煮たもので、温かい調理で食べること」とあります。
「養生訓」・・・内容は「病気になる前に自分で出来る健康養生は自分ですること」
に尽きるのではないかと思われます。
耳の痛くなるような内容もありますが・・・。
東洋医学では、まだ病が起こる前に身体を整えるという考えが強く
「未病」などいった言葉もよく知られていると思います。
東洋医学とは、鍼灸・漢方・導引(気功)・按摩のことです。
養生をし、鍼灸で身体を整えましょう♪
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