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2011年12月8日
発熱とは体温調節中枢に異常があり、正常体温より高い温度になっている状態をいいます。体温調節中枢は視床下部にあり、皮膚血管の収縮、発汗抑制、筋肉収縮などで体温を上昇させます。
<発熱の原因>
① 発熱物質による(感染や化膿性疾患によるもの)
② 機械的な体温調節中枢の刺激(脳出血や腦外傷など)
③ 組織の壊死を伴う疾患(膠原病など)
④ 精神的な刺激(神経症やヒステリーなど)
⑤ 特殊なものでは、骨折時におこるもの(骨折発熱)がある
<体温測定について>
① 体温測定部位別およその体温
腋下 36.9℃
直腸 37.6℃
口腔 37.2℃
② 測定時間
体温の日内変動として、夜間から早朝にかけては低く、日中は高い(その差は約0.5~0.7℃)
③ 月経周期
月経時から排卵前までは低温期。排卵日を境に高温期になる(低温期と高温期の差は約0.5℃)
④ 精神状態
興奮しているか安静か等の条件や個人差によっても変わる。
<鍼灸治療が適応となるもの>
風邪症候群、慢性扁桃炎が適応とされています。
・ 急性期は発熱、咽頭痛など急性扁桃炎と同じような症状、緩解期は無症状
→慢性扁桃炎の可能性
上記の症状はヒントとしてご利用頂き、診断は医療機関へ委ねるようお願いいたします。
*** ツボの救急箱より ***
応急処置として、簡単にわかるツボをいくつか紹介しております。
☆ 風邪の引き始め
▲風池<フウチ>(→両耳の後ろにある大きな骨の後ろのくぼみ)に市販のお灸(せんねん灸など)を利用して1個すえて下さい。髪の毛が燃えたりヤケドに注意。
▲大椎<ダイツイ>(→首を前に曲げると首の付け根にでっぱる大きな骨の下)にも同様に1個お灸を行ってください。
☆ 風邪で熱が出た
▲ 商陽<ショウヨウ>(→人差し指の爪の生え際で、親指側の所)に市販のお灸(せんねん灸など)を利用して1個すえてください。
!!やけどに注意しましょう!!
二子玉川の鍼灸院 /ながさわ鍼灸治療院 <全身治療・不妊治療・妊娠中・逆子・安産灸・産後ケア・美容鍼>
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