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2012年1月19日
現代医学的に肩こりとは、
項部から肩甲上部、肩甲間部に及ぶ範囲の主観的に詰まったような、こわばったような不快な感じ、硬直感、重圧感などの総称です。
肩こりは、最も日常的に見られる症候ですが、整形外科的疾患、眼科、耳鼻科、歯科、内科疾患などさまざまな疾患の主訴としても感ずることがあります。
鍼灸適応となる肩こりは、
日常的な身体的・心理的疲労に起因する肩こりは適応です。
原因として、過剰に使用された筋肉疲労、精神的緊張、自律神経の影響からくる肩こりや、不良姿勢、寒さ、目の使いすぎなども考えられます。
東洋医学的には、
実証の肩こりと虚証の肩こりに分けられます。実証の肩こりは、目の充血、高血圧を伴うものや、月経不順、胸の苦しさを伴うものなどがあります。虚証の肩こりは、眼精疲労、めまい、心臓がパクパクするような感じを伴うものです。身体にどのようなことが起こり肩こりを引き起こしているのかを鑑別し、適切な穴(ツボ)を割り出して、治療をおこないます。
*** 生命力を強化する経絡治療を受けましょう ***
経絡治療(ケイラクチリョウ)は生命力を強化して体質改善をします。経絡治療(ケイラクチリョウ)は全身的な総合治療です。したがって、すべての生活上の障害は自然に取り除かれるのであります。
*** ツボの救急箱より ***
応急処置として、簡単にわかるツボをいくつか紹介しております。
☆ 肩こり
▲肩井<ケンセイ>(→首の根元と肩先の真ん中。盛り上がった筋肉のてっぺん)を中指か薬指の腹で、痛みを感じないように弱めに、指先は固定したまま丸い円を描くように20秒押します。その後、蒸したタオルを肩にかぶせるように置いて肩の運動をします。
=肩の運動=
① 腕を身体にぴったりとつけて、そのまま肩を真上に持ち上げ、ストンと落とす。これを10回繰り返す。
② 肩を後ろから前に5回、前から後ろに5回廻す。
☆ 首筋のこり
▲ 手三里<テサンリ>(→肘を曲げるとできるしわの腕の上側の先端から人差し指に向かって指3本分の所)を親指の腹で強めに5秒押します。その後、▲合谷<ゴウコク>(→手の親指と人差し指の股の間を指で押し上げて行って、骨に当たる手前のくぼみ)を同じように5秒押します。これを5回繰り返しましょう。
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