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2018年10月21日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
特に女性はむくみが気になる方が多いです。
少しでもスッキリ細っそりしたい願望も絡みます。
水分をたくさんとってもその排泄が上手に出来ていないと体内に留まります。
このような、もう少し体内から水分を排出したいといった美容的なものから
病気が絡んでしまっているむくみ・浮腫もあります。
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はり灸・経絡治療の面では、経絡治療の適応性の範囲で、
本治法で気血の調整・陰陽のバランスを取るのは無論大切なことですが、
標治法として、例えば顔の浮腫みをナソ部(特に胸鎖乳突筋)で取るとか、
腎盂腎炎で抗生剤の効きがよくなく、
頭痛や高熱、閉尿、腹痛、ムノ部周囲の腫れで苦しむ症状が
ムノ部の治療で緩和されます。
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浮腫みといえどもいくつかのパターンがあります。
・サランラップを貼ったような表面の皮膚がテカテカに光っているみたいに
水が溜まっているような感じ。指で押すと凹むけれど皮膚から指を放すと
すぐに戻る脾の浮腫み。
・皮膚を指で押すと凹むが、皮膚から放しても凹んだ指の跡がなかなか戻らない
といった腎の浮腫み。
・皮膚を指で押してもゴム鞠のように凹まないような肝の浮腫み。
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・足から浮腫むのは心臓性で、心臓の弱い人は足の方から浮腫む。
寝ている時などは背中・腰・臀部が浮腫む。
心臓弁膜症、高血圧症、動脈性心臓病、肺からくる心臓病などがある。
・顔から浮腫むのは腎臓性で、朝起きると瞼が腫れれるのは腎水経の変動。
ネフローゼ症候群(蛋白が少なくなると浮腫みが出る)、
高齢者の足の浮腫み(栄養不足などによる)、慢性腎炎などがある。
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・美容的な目的の治療だと
腎経の変動で虚と捉えて、三焦経の補寫を加える。
末端の井穴に反応があれば、刺絡もよいとされている。
冷えと浮腫みには女膝穴にお灸がよい。
委陽穴、陽池穴、三陽絡穴も有効。
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・慢性腎炎などでクレアチニンの数値が5ないし6と高めで
全身が浮腫んでいる場合は、はり灸ではなく病院の治療が必要である。
世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)・ビワの葉温灸&ビワの葉エキス温灸>
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