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2018年10月2日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
東洋医学・はり灸の世界では
さまざまな事柄を陰陽五行説に分け
五臓六腑と関連付けて証を出し治療をします。
睡眠障害においても
さまざまな状態・症状の睡眠障害があります。
今回は、睡眠障害と証の関係について
勉強してきたことを記載しようと思います。
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一般的に不眠症は大きな枠で肝の虚とみる。
しかしながら、夜、一睡もできない強い不眠症は肝の実である。
眠ったような気がしないのも肝木経絡の変動。
中途覚醒は肝か肺の変動であるが、
夜一度目が覚めると、その後なかなか眠れないのは肝。
一方、眠り過ぎるのは肝虚か胃実。
全く眠気がしなく、且つ、眠らないのは心の実とみる。
寝つきが悪く、朝床離れが悪いのは脾の虚である。
早朝覚醒は肺金経の変動である。
中途覚醒は肝あるいは肺の変動であるが、
夜中に目が覚め、またすぐに眠れるのは肺。
眠くて仕方ないのは肺金の変動である。
眠りが浅く一晩中寝た気がしないような浅眠症は腎虚である。
また、ちょくちょく目が覚め、夢見が多かったり
夢見が悪かったりするのは腎水経の変動とみる。
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このように、睡眠障害においても
障害を受けている睡眠がどのような状態なのか、
によって治療をする経絡・穴は決定してくるのです。
夢、においても楽しい夢をみるのか夢見の悪い夢なのか、
そんなことまでも関係あるのかと思うようなことも
治療計画の参考になるのです。
世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)・ビワの葉温灸&ビワの葉エキス温灸>
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