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2018年9月18日
こんにちは。ながさわ鍼灸治療院です。
今回は、前回の不妊症①鍼灸経絡治療法の後半②です。
①でも記載しましたが
近頃は「不妊症」という言葉よりも
「未妊」とする方が良いのではないか、など
デリケートな問題ですし、そのように言霊を考えること自体が
心の在り方にも非常にかかわってくる問題だと思います。
ならば、尚更のこと鍼灸治療、はりきゅう経絡治療が
大いにお役に立てるのではないかと思います。
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ナソ部は、子宮筋腫などにも反応が出る。
肩井穴、特に右側に刺鍼して良く緩める。
まずは、排卵前までは三陰交に施灸をし、
排卵後は陽池穴に施灸、に変更することが大切。
(排卵後受精している場合に流れる恐れがある為三陰交は避ける)
妊娠前で冷えや子宮が機能的におもわしくない場合は
三陰交と血海に置鍼や施灸が有効。
奇経としては、
衝脈(公孫)‐陰維脈(内関)、陰蹻脈(照海)‐任脈(列欠)を使用。
男性の場合は、太衝‐通里、
陽虚症の場合などには、臨泣‐外関を使用する。
腎の見所が硬く凹んで皮膚が張り付いているような場合は
妊娠しにくい状態にあり、これは腎の見所の気血が動かないのが原因。
こんな時は本治法だけでは解決できないので、
長めの鍉鍼で表面から少しづつ補っていくと
皮膚に厚みが出てきて段々と中も柔らかくなってくる。
この治療の仕方は不妊症だけでなく
子宮内膜症や卵巣機能異常、膀胱炎、大腸の異常などにも効果がある。
不妊原因としえ、男性に原因がある場合が50%と言われている。
アトピーなどのアレルギーなどが原因で不妊症になっていることもある。
腎と肝は勿論主な証として考えるが、
三焦経を本治法だけでなく標治法としても上手に取り入れると良い。
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原因がわかっている、わかっていない、
その方の身体の状態や心の状態、
さまざまなことが絡みあって
一人一人違った状態にあります。
鍼灸院といっても色々あります。
子どもを授かるには病院やクリニックは大事です。
そこに、はりきゅう経絡治療をプラスして
前に進んでみるのも案の1つだと思います。
世田谷区・二子玉川の鍼灸院・はりきゅう経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院<不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ(夜泣き・夜尿症)・ビワの葉温灸&ビワの葉エキス温灸>
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