ながさわ鍼灸治療院

 

鍼灸治療を受けにお越しになる理由として

肩が凝る、腰が痛い、婦人科疾患がある、

なかなか妊娠しずらい・・・等々

理由はさまざまです。

 

どのような理由であっても

鍼灸の経絡治療では

脈を診たり、お腹を診たり、足や手を診たり・・・

全身を診させていただきます。

 

そして、経絡治療をお受けになったことがある方は

経験したことがあるかと思いますが

「それでは、脈を診せてください・・・」

と言われ、手首を預けたことがあるかと思います。

 

私たちの身体には

脈動を取れる箇所が何か所かありますが

どうして脈を手首で診るのでしょう。

 

今日はこのようなことを書かせていただきますが

興味のある方はどうか読んでみてください。

 

脈動を取れるところは

こめかみ、足背などはよく知られておりますが

他にも足首の内側、太もも真ん中辺りの内側寄り、

口の横、手首の小指側・・・などがあります。

 

こんなにもある中で

どうして手首の親指側で脈を診ることが主流なのか。

 

私たちの身体には経絡が流れています。

経絡はスタート地点があり、ゴールがありますが

ゴールはまたスタート地点に注いでいて一貫しているもので

切れ目なく連なっています。

 

この経絡というものは

身体に栄養（営血と衛気）を送る通路です。

私たちは食物を摂取し、呼吸をして空気を摂取し

その後、それらを栄養分（宗気、栄気、衛気）にして

全身に分布するのですが

その分布する経絡のスタート地点は

親指側の手首に位置する経絡なのです。

 

そのスタート地点である手首に

全身の気が最も良く集まる

いわゆる集会所であるので

身体全体の状況、臓腑の状態（虚実）

がまさに現れる所なのです。

 

そのようなことから

”脈を手首で診る”のでした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世田谷区・二子玉川の鍼灸院・経絡治療 /ながさわ鍼灸治療院＜不妊症・不育症・逆子・安産灸・産後ケア・子ども小児ハリ＞