ながさわ鍼灸治療院

 

こんにちは。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は「夢」について

少し書かせていただきたいと思います。

 

「夢」というと、

「寝ている時にみる夢」と「思い描く夢」があると思います。

 

まずは 「思い描く夢」ですが、

思いを達成するには信念や気迫が必要です。

 

東洋医学では人体の仕組みを大別した際の一つに「気の類」があり

「気の類」は「精」「気」「神」の三宝に分かれます。

 

少し難しくなってきましたが、

その中の「神」は、神、魂、魄、意、志、思、慮、智の気に分類されます。

 

この中で、「神」は最上位にあり他の神気を支配しており

「魂魄」はかげの活動、いわゆる無意識、本能的活動を支配するものになります。

こうした思考や感情も五行弁別を行い、不足や過剰を鍼灸で均等にすることにより

信念や気迫の安定に繋がると思われます。

 

続いて「寝ている時にみる夢」です。

 

心理学的な夢ついての考察はフロイトの説が有名ですが

東洋医学の五行弁別においても

寝ている時にみる夢も診断のヒントになります。

 

鍼灸の古典書物の黄帝内経「素問」「霊枢」「難経」の中の

「霊枢四十三篇」に夢の内容分類が載っていることから、

「睡眠」はもちろんのこと診断の大きな一つの手がかりですし

「夢」もまたその一つであることがわかります。

 

鍼灸治療と夢・・・深い間柄です。

今日は「夢」についてでした。

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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